スコッツデール→セントへレンズ

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08:40-10:20 スコッツデール→ブランクスホルム
10:40-12:40 ブランクスホルム→ウェルドブラフ
13:20-16:00 ウェルドブラフ→セントへレンズ
(自転車、100.6km)

6:40起床、8:40出発。オーストラリア人の夫婦より早く起きていたのに、出発は出遅れる。町を出てしばらくすると、A3の道は森の中を上る峠道になる。峠の頂上に、路肩に開けたエリアがあって、そこでオーストラリア人の夫婦が休んでいた。しばらく話をして、彼らはまた先に出発をする。

10:40ブランクスホルムの町に到着。小さな売店で菓子パンとオレンジジュースを買い出して、先へと進む。しばらくすると、再度オーストラリア人の夫婦が走っているのに追いつき、今回はそのまま追い越してゆく。町を出て少し進むと分岐がある。山間部を迂回して通るA3を外れて、川の上流のダム沿いを経由するC428の道へと進んでゆく。

地図で見るルートは、ダムをピークとする緩やかな峠道であるが、実際にはそれほどの勾配も感じないままに、2時間ほどで再びA3と合流する。この間自転車で走っていて車とすれ違うことは、数えるほどしかなかった。交通量が少ないことは、今回の行程全般についていえることであるけれど、やはり車に神経を使わなくて良い分、走っていても気持ちが良い。

A3と合流した地点にあるウェルドブラフの町のホテル兼バーで休憩。町とはいっても、このホテルのほかにいくつかの建物があるだけだった。テーブルについてチキンバーガーとコーヒーの昼食を取る。コーヒーはポットで出されて、ミルクと合わせてカップ3杯分にもなった。

その後、A3は本格的な峠道になる。半分ほど上ったところに、景観保護エリアという標識とウォーキングコースがある旨の案内板があったので、歩いてみることにする。案内を見ると15分のコースと書かれていたのだけど、実際に歩いてみると3分ほどで一周をしてしまった。途中、木々の前に説明板がいくつか置かれているだけで、特に景色の開ける場所というのもなかった。

峠の頂上が近づく頃に、右手側の景色が開けてくる。頂上で路肩に自転車を止めて、牧草地・平原になっている風景を見下ろして休憩。そこから先、セントへレンズの町までは川沿いの緩やかな下り道。セントへレンズの町に入ると、インターネットの看板が見えるので自転車を止める。図書館・公民館のようなところの一角に置かれたコンピュータで10分ほど電子メールを見る。

セントへレンズにはユースホステルがあると地図にあったので向かってみる。ユースホステルは海のすぐ側にあり、マリンリゾート向けに作られたものでもあるようで、既に季節は秋になっているためか、人いる気配がなかった。建物を覗いてみるけれど受付にも誰もおらず、周りも探してみるけれど人はいなかった。

諦めて、道路上の案内板にしたがってセントへレンズ・キャラバンパークというキャンプ場を目指すことにする。橋を渡り住宅街を少し上った丘の上にあるオートキャンプ場だった。スーパーマーケットで買っておいた、シチューのような「チャンクスープ」の缶詰、青マメの缶詰、ツナ缶と、缶詰尽くしの夕食。