文化庁メディア芸術祭

http://plaza.bunka.go.jp/festival/2008/information/
国立新美術館の企画展、文化庁メディア芸術祭に行ってみた。
(この美術館自体が常設展示を持たない、企画展だけで構成される建物という特徴を持つ)
午後1時過ぎに行ったのだけれど、かなりの盛況ぶりで、出てくるときには入場制限が掛かるほどになっていた。
http://plaza.bunka.go.jp/festival/2008/art/001030/
部屋の床板がベルリンの街を旅して巡る映像。途中で地下鉄の入り口を塞げてみたり、公園でデッキチェアに早変わりして街の人が集ったりしてと、意思を持った生き物のように動き回る。
http://plaza.bunka.go.jp/festival/2008/entertainment/001033/
メディアアーティストの岩井俊雄氏と、ヤマハが開発したTENORI-ON。実機体験ができるようになっていたので10分ほど行列に並んでみた。16×16の格子状に配されたボタンを駆使することで、直感的に操作できるシーケンサー。簡単な説明を受けた後に3分ほどボタンを実際に押してみてお試しができる。限られた時間で、使い方を十分には理解はできてなかったけれど、それでも順番にボタンを押していくと音が組み立てられていく感覚が伝わってきて面白い。
自分が高校生の頃にお世話になった先生が、岩井さんの恩師でもあるという共通点があって、そのことが自分が大学を決める切っ掛けにもなったりもした。(もちろんご本人との面識は全くないし、分野もぜんぜん異なるのだけれど、)そのために、勝手に親近感を感じている。岩井さんはウゴウゴルーガのCGを担当されたり、パラパラ漫画を原点とした作品群を作っていたりする。