鈴北岳・御池岳

去年の富士登山で買った登山靴、使わなければ勿体無いということで鈴鹿山脈の山を登る。早起きをしなくても行ける、コースタイム3時間強の、鈴北岳と御池岳を巡るルート。
三重県いなべ市の国道306号、鞍掛トンネル手前の空き地に車を止めて正午に歩き始める。空き地には既に車が30台くらい止まっていた。「コグルミ谷」から歩き始めて「タテ谷」に分岐していくコース。名前の通り、涸れた沢に沿って谷間を上っていくのが主なルートで、ところによってはかなり勾配がきつい。逆に勾配が緩い部分では踏み跡が薄い箇所が所々あって、立ち止まって考えて、しばらく歩いて道標のリボンを見つけるということを何回か繰り返しながら進んでいった。

鞍掛峠から続く尾根道に出ると、鈴北岳の頂上はすぐやってくる。そして山頂は270度くらいの展望が開けていて気持ちが良い。「日本庭園」と名付けられた山稜をハイキングで歩いて、20分ほどで御池岳に到着。こちらは余り展望は開けていないけれど、以前プレイしたゴルフコースを見下ろせたりした。中高年の団体の人に写真を撮ってあげて、代わりに豆のお菓子を貰う。

下山途中、鹿の群れと遭遇したけれど、写真を取るまもなくどこかに逃げていってしまった。山道ですれ違う人は、中高年の団体か家族連ればかりで、同年代の若者とはすれ違わない(これは、いつものこと)。途中据え付けられたベンチに寝転んでウトウトしながら鳥の声を聞いていると、キャンプをしたい欲が高まってくる。近いうちに行きたい。
帰りにいなべ市の温泉施設に立ち寄った。
http://www.city.inabe.mie.jp/pages/920_0.html

名古屋周辺の山200

名古屋周辺の山200

今回のコースはこの本に従った。