水中スピーカー

50mプールに行き、2500m泳ぐ。
その内、1500mを続けて泳いでみたところ、タイムは47分30秒。これは決して速いタイムではなくて、むしろ相当に遅い部類に入るのだけれど、石垣島トライアスロンのスイムの制限時間が1時間なので、まあ、何とかなるかなという感触を得た。
上半身を左右にツイストさせるように意識をすることによって、腕だけでなく肩の筋肉をちゃんと使って泳いでいる実感がある。そして脇を引く動作も自然になり、息継ぎも含めて随分とスマートになった気がする。足の付かない水深のプールで、1500mを“必死”でなく、淡々と泳ぎ切れるというのは、石垣島本番が3週間後に迫っている中で、かなりの安心感。
そして、1500mを泳いでいる途中に、奥のレーンでシンクロナイズド・スイミングの練習が始まったようだった。どういう原理化は分からないけれど、水中スピーカのようなものをとおして、プールの水中に、コーチの結構厳し目の言葉が流れるようになる。
「もっと足を伸ばしてー!」「速く動け、速く!!」「違う、違う!!!」と、かなりの熱血指導。それが、同じプールにいる一般利用者にも、ちゃんと聞こえてくる。
コーチの声を聞きながら泳ぎ続けているのは、ビリーズ・ブートキャンプに入隊したような錯覚を覚えた。