アルテ・ポーヴェラ

豊田市坂本町の市美術館で開かれている現代美術展「アルテ・ポーヴェラ〜貧しい芸術」(市美術館、中日新聞社主催)は、イタリアで1960年代に起きた現代美術運動「アルテ・ポーヴェラ」にちなんだコンサートや映画上映など、多彩な催しを開催する。

アルテ・ポーヴェラ〜貧しい芸術」展

大学時代の友人宅の引越しの応援に行った帰りに、豊田市美術館に寄る。企画展として、1960年代の現代美術がいろいろ展示されていた。なんか古新聞が積み重ねてあったり、レタスが使ってある作品があったりと、さすが「現代」と名のつくものだった。いいたいことが全然分からない作品から、いいたいことが分かりすぎて「そんなのわざわざ作品で表現しなくても、言葉で言えばいいんじゃないの?」とケチをつけたくなるものまでいろいろあった。
そして、そんなのを見ていると、美術館の人がやってきて、「新聞社の人が来ていて、作品と一緒に来場者も撮りたいといっているのですが、写してもらってもいいですか?」と尋ねられる。そして、撮られた写真が記事と一緒に掲載されていた。
写真を撮られてしばらくした後で、「ズボンのチャックが開いている!」という衝撃的な事実に気づいたのだけど、どうやら写ってないようでホッとた。