長野マラソン

長野マラソンに参加。
結果は、21kmのハーフ地点までを2時間10分で走ったところでリタイア。25km地点まで歩いて収容バスに乗車する。昨年12月の加古川マラソン以来ほとんど走ってこなかったので、フルを完走するのはダメージが大きすぎるだろうと、ある程度想定していた。走り始めてみて、沿道の声援だとか、河原に咲く菜の花だとかを見ていると、ゴールまで行きたいという欲求に駆られたりも当然するのだけれど、19km走って五輪記念大橋の登りに差し掛かったところで足が止まってしまって、断念。
足が止まるのが30km地点であれば、がんばってゴールまでいけるのだけれど、中間点にたどり着く前に限界が来ると、ちょっとつらい。
やはり、練習は大切(発車を待つ収容バスの中で、自分同様早々にリタイアをした年配男性二人も、そのように語り合っていたので、きっと真実)。

前日に野沢温泉村まで行って、外湯の「大湯」に入る。野沢温泉は、昔ながらの温泉街といった風情で、町の中には13箇所の外湯がある。すべて入湯料は無料で、入り口の扉を開けると、すぐに簡単な脱衣場と風呂場が見える。お湯は良い。

宿泊は、長野市北の飯山市。国道沿いからは満開の桜と、河原一面に咲き誇る菜の花がとても良い。

レースのスタートは長野市の運動公園。コース自体もオリンピックで作られたいくつものスポーツ施設を巡るように設定されている。そして、7年ぶりの御開帳の期間中の善光寺門前町も通過する。沿道の声援は大きい。至る所で太鼓の演奏だとかブラスバンドの演奏だとかがされている。ゴールまでたどり着けなくて無念。
高橋尚子もゲストランナーとして走っていた。自分の走っている横も通過していったようなのだけれど、ちょうど給水のタイミングで気づかぬままに抜かされてしまった。沿道の人々の「いま、高橋尚子がいた!!」「えっ?どれどれ??」という会話をしばらくの間聞き続けながら、自分も、「えっ?どれどれ??」と思っていた。