セル・コンピューティング

Blogって何だろうと色々見ていると,はじめてのウェブログにはこんな風に書いてあった.

ウェブページの一つのスタイルで、「頻繁に更新される」「他のサイトへのリンクが多い」「リンクと短いコメントという形式が基本」というのがおおざっぱな目安です。オプションで「読者がコメントを付けられる」「他のページから参照したときに登録できる仕組みがある」「更新情報を機械的に読み取れるようなデータを置いている」という条件もついていると完璧です。

インターネットの初期には「誰もが世界に向けて情報を発信できる」なんていう触れ込みで,皆がウェブページを立ち上げていた.でも十分普及してしまった今では,「さあ〜〜についてのウェブページを作ろう」と思っても既にそのテーマについての優れたページが沢山あって,改めて自分が作るまでもないなと思ってしまう.それがBlogという形を取ると,肩肘張らなくても「発信」できるのが良いのかな…
去年NTT DATAはセル・コンピューティングの実証実験をやっていたけれど,ここでは参加者はあくまで受動的な役割しか果たさなかった.実はDoblogも,参加者が積極的に「ノードとしての役割を果たしている」と考えれば,分散コンピューティングのためのツールとして捉えることができるんじゃないか??各ノードのシンプルな処理をネットワークで結合した結果,最新鋭の大型計算機に匹敵する性能を発揮する…科学技術計算だけでなく意見形成の分野にも同じような流れが起こったら面白いなと感じます.