21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由

 

21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由

21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由

 

デザイン思考プロセスで失敗するパターンは、得たインサイトを組み合わせて、「はい、これが解決策」と結論づけてしまうパターンです。これでは、インサイトの裏にある大きな感情的ニーズを見過ごしがちになってしまい、なかなかうまくいきません。

大事なのは、ユーザーから得たインサイトや、彼らが持つ未来ストーリーに刺激を受けて、「自らの未来ビジョンや想いを育み広げていくこと」なのではないかと思います。

プランナー自身が100%腹落ちしていない企画が成功するのを見たことはありません。最終的には、自分の腹に落とすという、客観から主観への転換をできるかどうかがこのステージの鍵なのではないかと思います。

 マーケティング業務に従事していた著者が、デザインスクールで学んだデザイン思考のプロセスを解説する本。

論理的に、左脳的に、客観的に物事を判断するのが通常のビジネスの考え方としたときに、直感とイメージで、右脳的に判断するためのプロセス、「好き」という直感を軸にゼロから新たなサービスを生み出して、ターゲットとする対象者の共感を得られるものを作り上げるための方法論と理解をした。