トライアスロン伊良湖大会

伊良湖トライアスロンに参加。
2kmスイム、62kmバイク、20kmランのAクラスにエントリー。
当日は雨の予報だけれど、スタート前は降っていない。
入水チェック前にウェットスーツを着て海に入ってみると、26度の水温はちょうどよく、波も気にならない。
スイムスタート、最後尾からのスタートをするけれど、泳ぎ始めて早速に明後日の方向に泳いでいて、スタッフに教えられ、軌道修正。明け方までの雨の影響か、水が濁っているために、コースロープを見逃さないように間際を泳ぐ。事前の主催者からの情報のとおり、潮の流れが速いためか、なかなか前に進むことができない。そして、防潮堤で守られていたエリアを抜けると、次第に波にあおられるようになる。
波と潮流に苦戦をしていると、後ろのほうからは75分遅れでBクラススタートのアナウンスが聞こえてくる。当初は75分くらいで2kmを泳ぎきれれば良いなと思っていたのに、実際には半分も泳がないうちに予定時刻が過ぎたことを知り、さすがに気持ちが折れてくる。
ブイでUターンをしてしばらくすると、波酔いに耐え切れずに吐いてしまう。位置としてはもう誰も泳いでくることのない場所だと思うものの、申し訳ない気になる。そして、この波ではもうリタイアかと、岸に向かって泳ごうかと思いつつ、やはり明後日の方向に向かってしまい、結果としてコースに復帰。Uターンした以後は潮の流れが逆になり、これまでの3倍くらいのスピードで再度ブイに到着。途中浅瀬で足をついて休んだりもする。
最終のブイでターンをした以後は、方角に気を付けながらゴール地点に向けて、波にあおられながらも何とか泳ぎ切る。
スイム完了までにまさかの2時間超過。バイクに乗った以後は制限時間との戦いとなる。1周11kmの周回を重ねる毎に走っている人もまばらになってくるが、30km毎時前後を何とかキープしてトランジションエリアに戻る。
ランスタートの時点で、制限時間は残り2時間20分。通常のハーフマラソンで換算すれば十分に完走できるタイムであるけれど、最初と最後のアップダウンと溜まった疲労の影響が読めない。ランの間は追い抜かした選手の人数を数えながら気力を保ち、制限時刻10分前にゴール。
ヘロヘロになりながらも無事完走することができ、すべてのスタッフの方と家人に感謝。

前日、休暇村にてエントリー。

トランジットエリア。

伊良湖ビューホテル泊。

翌日に備える。

レースの朝。

スイムスタート。

ゴール。