いびがわマラソン

いびがわマラソンでフルを走った。
マラソンの練習は余りしない状態で、2週間前の諏訪湖マラソンでハーフを走ったのみ。だけど、過去10年間の8回の中での自己記録を更新して4時間45分でゴールした。このタイム自体は、やはり市民ランナーとしても"下の中"ぐらいの位置づけで大したことはないのだけれど、うれしいものはうれしい。

先日引退宣言をした高橋尚子が、急遽スペシャルゲストランナーとして参加。開会式前には、西田ひかるやマラソンコーチの金哲彦と共にステージで紹介されていた。

先月28日に現役引退を表明した、シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん(36)が9日、岐阜県揖斐川町で行われた「いびがわマラソン」に招かれ、引退後初めて公の場で走る姿を披露した。
岐阜県出身の高橋さんは、午前10時半スタートのフルマラソンでスターターを務めた後、ハーフマラソンに参加。いったん完走した後も再びコースに戻り、ともに走った選手らと握手するなど笑顔で交流。「本当に多くの人とお話ししながら、ハイタッチしながら、握手しながら走れた」と気持ち良さそうに話した。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008110990184022.html

そして、地元岐阜の大会のスペシャルアドバイザーに就任ということで、花束を贈呈されていた。フルマラソンのスターターを勤めたり、ハーフマラソンを走ったり、その後で自分がゴールする頃には、ゴール地点で待ち構えていて、帰ってきたランナーのゼッケンから名前を読み上げて"お帰りなさい"と声をかけたりしていた。Qちゃん凄い。

地点(km) 経過タイム 区間タイム 1km平均
0 0:00:00
3 0:16:30 0:16:30 0:05:30
5 0:27:02 0:10:32 0:05:16
7 0:38:06 0:11:04 0:05:32
10 0:54:22 0:16:16 0:05:25
12 1:05:17 0:10:55 0:05:27
15 1:22:05 0:16:48 0:05:36
17 1:33:20 0:11:15 0:05:37
20 1:50:53 0:17:33 0:05:51
22 2:02:16 0:11:23 0:05:42
25 2:22:21 0:20:05 0:06:42
27 2:36:35 0:14:14 0:07:07
30 2:59:37 0:23:02 0:07:41
32 3:16:31 0:16:54 0:08:27
35 3:43:39 0:27:08 0:09:03
37 4:01:00 0:17:21 0:08:40
40 4:25:54 0:24:54 0:08:18
42.195 4:44:58 0:19:04 0:08:41

そして、今回自己記録を更新できたのは、前半でペースを抑えずにテンポ良く飛ばしたのが勝因。
前週に、サブ3のランナーの会社の先輩に、「フルマラソンはハーフマラソンの1.1倍ぐらいのペースで走るものだ」というアドバイスを実践したのが利いた。諏訪湖ハーフではキロ5分を維持できていたので、今回は5分(=300秒)の1.1倍のキロ当たり5分30秒のペース目標とする。
実際に22km地点までは、ほぼそのペースを維持できた。それを超えてからは徐々に失速し始めて、25km過ぎからはキロ7分、32km過ぎからはキロ8分30秒までペースが落ちて、ほとんど足を引きずっているような状態になる。
ただ、これはこれまでのフルマラソンでもほぼ同じ傾向で、25kmを過ぎたあたりから、ふくらはぎ・太もも・腰の順番に筋肉が悲鳴を上げ始める(ひどいときには、ここに足首やひざの痛みや、足裏の靴擦れなどが加わったりもする…)。
30km地点には3時間以内で到達できているので、後半の失速さえなければ4時間15分でゴールできる計算。一定距離で足がだめになるのは、恐らく練習不足だったり、筋力不足だったりするはず。これまでも同じ傾向だったはずだけれど、今回はランナーズウォッチでラップタイムを計測することによって、その特性がハッキリわかった気がする。
次は、3週間後のつくばマラソン