知床2日目:清里→ウトロ

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走行距離 61km
走行時間 3:13
平均時速 18.9km/h
6:30出発。朝から雨。合羽を着込んで走り始める
9:00遠音別PA着。ここは川沿いに降りてサケの遡上が見られるという場所。雨で増水してることもあり、川の中はよく見えないけど、たまに魚の影が上流に動いていくのが見える。じっと見ていると、さざ波が魚の影に見えてきたりして、よく分からなくなる

9:30オシンコシンの滝着。幅の広い滝。特に変哲もないし、雨に打たれて寒くなったこともあり、早々に去る。
10:00道の駅シリエトク着。食堂で「ウニ・イクラ・ホタテ三色丼」を食す。それぞれ濃厚な食材で、まとめて丼で御飯の上に乗っかってると、しんどいものがある。だけど、北海道に来たからにはやはり避けては通れない。

11:10知床自然センター着。途中道路脇にエゾシカを2頭見つける。すぐにカムイワッカの滝に向うシャトルバスに乗車。

カムイワッカの滝周辺の川は、温泉が流入しており、暖かい。そして沢登りの要領で滝まで歩けるようになっている。裸足やサンダルだと滑るということで、自然センターで滑り止めのついた靴下を購入して着用。

川の水は泉質により、酸性。現地にいた監視員の人の話だと、ph2.0程度とのことでかなり強烈。試しに滝壺の湯を指につけて舐めてみると、ちゃんと酸っぱい。その光景を横で見ていた外国人観光客に、そりゃ当たり前だという顔で笑われる。
再びシャトルバスに乗り、知床五湖へ。かなり観光化されていて1湖と2湖周辺は人で行列ができる。3湖から先は歩く人も激減して、余り人とすれ違わなくなる。この部分は、先月まで熊出没の影響で閉鎖されていたこともあり、熊よけに用意してきたiPodとスピーカーを使用する。伊藤洋一の日経podcastを流していたので、福田総理辞任後の国内政治の混迷振りと、オリンピック後の中国経済の停滞観測を聴き、熊達も人間界に失望して森に帰っていったに違いない。

自然センターに戻り、フレペの滝まで歩くが、霧でよく見えない。明日の羅臼湖トレッキングのために、売店でゴム長靴を購入。
17:00いるかホテル着。窓からはウトロの街が海越しに見える。

ホテルの廊下には村上春樹の著作が並び、部屋の壁や畳にはイルカのレリーフが並ぶ。雨の露天風呂に入る。夕食に蟹・タコしゃぶ・刺身・サザエなどウトロの海産を食す。