東京マラソン

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ストレッチをしながらスタート時刻を待っていると、目の前を鈴木宗男が歩き去っていった(らしい。自分は下を向いていたのでよく分からなかったけれど、友人が教えてくれた)
目標時間5時間のスタート位置からは、スタート地点が都庁ビルの影に隠れてしまって状況がよく分からない。ワンセグTVで石原慎太郎がスタートの合図を掛ける様子を見る。
朝の新宿歌舞伎町を横目に見て、市ヶ谷までは中央線沿い・川沿いの気持ちのよい下り道。竹橋から皇居前を通り、東京タワーを正面に見ながら進む。
東京タワーの近辺で、風船を頭につけてパソコンらしきディスプレイなどの機材を背負った人々に取り囲まれる、ズームイン朝の羽鳥アナを見かける。その後、品川を抜けて銀座に向かうところで、やはり中継機材を背負った人々に囲まれた勝俣を見かける。思わず追い越し際に携帯カメラを向けて写真を撮ってしまったのだけれど、(自分で写真を撮っておきながら、)不快な思いをさせたのではないかと思う。ただでさえ疲れ果ててるはずだし。
浅草門を越えて30km地点を通過する頃から疲れ始める。沿道の人が手渡してくれるチョコレートやおにぎりやクッキーを、手当たり次第にもらって食べ続けて疲労にあがらった。
35km地点を過ぎると、一番のアップダウンの佃大橋にたどり着く。多分たいしたことない坂なのだろうけれど、こたえる。5時間30分過ぎてゴールに向かう人々は、後姿に疲労を隠せない様子。無事にゴールして、防寒のポンチョをもらう。着替えを持ってきていなかったので、このままの姿で東京メトロを乗り継いで帰る。
友人と3人でずっと走ったこともあるけれど、やはり東京マラソンは、選手も沿道の人もお祭り気分が満載で、走っていて飽きないし楽しい。抽選の倍率が5倍という状況なので、次に参加できるのはいつになるのか分からないけれど、また走りたい。