地下展

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前日のつくばマラソンの疲労が絶対に回復していないだろうという予期の下に休暇を取得したので、東京で一日休日。前夜は学生時代の友人と飲み、今日は仕事関係で知り合った方との飲み会を控えて、一日自由時間。
とはいえ棒になった足で歩き回るわけにも行かず、お台場の日本科学未来館の企画展の「地下展」に行く。
きっかけはPit Innで「地下展にまつわるコンサート」のチラシが配られていて、そこに展示会の音響ディレクションとしてカヒミ・カリィだとか聞いた名前があったこと。実際に行ってみると、企画展のフロア全体が壁で仕切られることなく、一体化した空間に、発泡スチロールで作られた地下のイメージが作られる。
携帯電話を溶かして再利用すると、その辺の鉱山よりも、余程沢山の希少鉱物が採取できるだとか、生命の起源は海ではなくて地下にある(アミノ酸からタンパク質が形成される際に、地下の高圧の環境が、実は媒介になったのではないか)という話、そして南極の地下には世界最大の地底湖が広がっているけれど、環境を壊しかねないのでボーリング調査もしないままの「未知の世界」が広がっている等、それなりに興味深い話が続く。
帰りがけ、まだ時間が余っていたので、ひとり「大江戸温泉物語」へ行く。塩水の温泉で気持ちは良いし、(大勢でいけば)それなりのアミューズメント的な機能もあるのだろうけれど、スーパー銭湯のわりに2700円という価格設定はどうにも高すぎる。