引用

僕はたまに自分の名前でサーチエンジンに検索を掛けてみる(考えてみると暗い趣味である)。引っかかってくるのは、昔エントリーしたマラソンやレースのリザルト、同姓同名の他人の場合が多いのだけど、先日検索してみたときに、なんだかとても立派そうな論文に自分の名前が引用されているのを見つけた。

⇒「政策フォーラム発表論文

政策フォーラム」というのは、安倍官房長官もパネルディスカッションに呼ばれる立派なもののようで、期待を膨らませながらリンク先を参照してみると、そこには、学生の頃に授業で書いたレポートの題目が書かれていた…

うーむ、大丈夫なんだろうかと心配したりしながら、ふと当時の記憶を思い出す。
「このレポートを徹夜で書き上げたその朝に、コンビニの棚卸派遣のアルバイトに行くことになっていたのだけど、疲れ果てて家に帰っていすに座ったとたんに意識が飛んで、目が覚めたら夕方になっていたな。その派遣会社は結構時給のいいバイトが多かったのに、登録抹消になってしまったな…」と、どうでもいいことだけど、結構しっかりと覚えている。

やはり学生の頃に課題で作ったプログラムをWebに登録していたら、某大手OA機器メーカの開発者という人から質問攻めのメールが届き、うーむ、この人はこんなものを当てにしていて大丈夫なんだろうかと心配になったこともあった。

こういうのは、インターネット検索で玉石混同の「石」をつかまされてしまう、典型例じゃないかと思う。