つくばマラソン

つくばマラソンを走る。
4年振りのフルマラソンで、記録は5時間11分。ネットタイム(スタート地点を踏んでから、ゴールを踏むまでの時間)は5時間6分で、参加者の渋滞のために、ピストルがなってからスタートできるまで5分ほどかかったことになる。
今回はスタートして早々に、頭に風船をつけて走る「ペースアドバイサー(5時間)」の姿を見つける。ペースアドバイサーとは、その名のとおり、イーブンペースで目標タイムをクリアできるように、ペースのコントロールをして、その他走りながら色々アドバイスをくれる人である。
35km地点までペースアドバイサーに続いて走って、アメ玉をもらったり、長袖のジャージを邪魔にならないように腰に巻くやり方を教えてもらいながら走った。
中間点までは6分40秒ペースで走って、スタート時のロスタイムを吸収し、その後は6分50秒をキープして、徐々にペースを落としていくというプランだったのだけど、30km地点を過ぎた頃から徐々に足がつらくなってきて、35km地点をちょうど4時間かけて走りきったところで、ペースアドバイサーの率いる集団に付いていくことができなくなってしまった。
残りの7kmは、ろくに走ることもできずに、早歩きで歩みを進めて、最後1.5kmだけは、かろうじて走っているような振りでゴールした。
今回はつくばエクスプレス開業の影響で、フルの部だけで8000人以上が参加(去年までは5000人程度だったらしい)して、左側一車線だけの交通規制のレーンに常にランナーがひしめき合っていた。最初の頃は給水所のたびに訳の分からない人並みが迫ってきて怯えていた。
つくばマラソンは仮装の部はなかったはずなのだけど、残り3km地点をヨレヨレと走っているときに、軽快に走る「ひょっとこ」に抜かされてしまった。