微小な地震

気象庁地震防災対策強化地域判定会(会長・溝上恵東大名誉教授)は25日、東海地震震源域と想定される静岡県西部などで今月20〜23日、地殻の伸縮(ひずみ)と微小な地震が同時に起きていたと発表した。
 この二つが同時に観測されるのはまれで、同判定会では「東海地震に直結する現象ではないが、推移に注意が必要」としている。

静岡西部などで地殻の伸縮、同時に微小な地震

ちょっと嫌なニュース。
もちろん、いたずらに怯えて騒ぎ立てるのは非常にいけないことなのだけれど、「マグニチュード1未満の地震が100回近く観測された」なんて書かれると、不気味な気がする(この程度の観測結果はそれほど特異な事象ではないかも知れず、素人の我々は何も判断することはできないのだけれど…)。
たまたま入った喫茶店で、フライデーをパラパラとめくっていると(親父化していると言われても、反論ができない)、7月22日発売の号に「関東を襲う「落雷急増」は【M8大地震】の前兆だ」なんていう記事が書かれていて、7月23日に東京で地震が起こったのを思い出したりすると、「こんな適当なメディアの予知があたった?」などと、下らない妄想も考えてしまう。
「普段は温厚なのだけど、一度キレると…」などという人と同様に、地震についてももうちょっと緩やかにガス抜きをしてもらえると助かる気がする。