Windows XP インストールCDの作成

ThinkPad240研究室-D2Dに違うOS
PC Japan 春のハッカー入門
先週末頃から,ThinkPadのハードディスク・ドライブが不吉な音を立て,機嫌を損ねるとブートしなくなったりと危険な兆候を見せ始めた.以前保有していたノートPCでは,クラッシュする前兆としてディスクがガリガリしていても,しばらくはだましだまし使用することができた.しかし,ある日突然ブートしなくなり再起不能となる.当時はCD-Rなんて持ってなくて,ついついメールやファイルのバックアップを取らないままでいた結果,データを消失してしまったりもしたので,今回は反省して早めにバックアップを取る.
その後,ウェブの解説に従いながらサービスパックを適用済みのWindows XPのインストールCDを作成.というのも,自分の持ってるThinkPadにはリカバリCDの代わりにD2D(Disk to Disk)という,起動時にF11を押すと普段見えないHDDの領域に保存されてるデータを使用してOSを再インストールするという機能が搭載されているからだ.今回のようなHDDのクラッシュには対応できないので,とても面倒くさい.
ハードディスク・ドライブを交換する.ねじを外して取り出してみると,本来ならプリント基板がむき出しになっている面に,何か金具のようなものが両面テープで貼り付けてある.はがして付け替えようとしたのだけど,がっちりと貼り付けてあってできない.仕方がないので,その金具は見なかったことにして,剥き出しのままで新しいドライブを装着する.この金具は放熱関係か衝撃吸収のためについていたものだったのかな?何か自分が大きな間違いを犯してしまっているような気がしないでもないけれと,とりあえずは気にしないことにする.
CDからブートしてXPをインストール.その過程で6個ぐらいのファイルが見つかりませんとの警告が表示されたのだけど,結果的にはインストールは成功して,今のところは問題なく動いている.そしてWindows Update をいくつか適用し,ThinkPad用のドライバ、無線LAN関連のドライバやメールソフトなどをインストールしたところでようやく落ち着く.
ここまでの作業に帰宅後2日分の時間を費やした.こういう作業はいつもながら不毛だと思うけど,余計なソフトウェアなどが無くなったり,シャットダウンの時間が短くなったりと,ずいぶんとPCがすっきりとした.