ホバート→シドニー

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ホバートシドニー
(飛行機)
8時起床。シャワーを浴びて、米を炊き、アスパラガスのコンソメスープを作って朝食(日本から持参したインスタント味噌汁は、既に底をついていた)。その後、飛行機に積み込むために自転車のパッキング。前日にバックパッカーズの管理人からもらっておいた梱包用のダンボールは余りにも重厚で、ただでさえ重量オーバー気味の手荷物がさらに重くなってしまうため、一緒にもらったクッション材だけを使って輪行袋に自転車を詰める。

11時頃街に出て、商店街になっている歩行者道路沿いのサブウェイで昼食。その後、ウールワースというスーパーマーケットに行き、土産を購入する。土産といっても、出前一丁・クラッカー・チョコレート・紅茶・ジャムなど、どれも何の変哲もない食料品ばかり。本当は、日々食べていたキャンベルのシチュー缶も買って帰りたかったのだけれど、やはり手荷物としては重過ぎるので断念。

その後港方面に向かってふらふらと散歩をする。途中にある公園が賑やかだったので行ってみると、広場にジャズバンドが出ていたのでしばし休憩。ジーンズ姿の女の人がとてもカジュアルにリズムにあわせて踊っていたりする。バンドの後ろには「Walk against Wa…」という横断幕が掲げられていて、反戦集会か何かかと思いきや、よくよく見てみると「Walk against Want」と書いてある。いったい主催者は何に対抗しようとして主張をしているのか、良く分からない。

サマランカ・プレイスまで散歩を続ける。広場には、今度はクラシックギターを演奏している人が出ていて、それを聞きながらコーヒーを飲み、フォッカチオをかじる。土産物屋などを覘きながら、バッテリー・ポイントまで歩く。帰るまでの距離を読み間違えていて、バスが発車するバックパッカーズにたどり着いたのは、空港行きのバスが発車する10分前だった。

あわてて荷物をまとめていると、前夜に一緒に飲んだ人たちが見送りに来てくれる。このときに、機内持ち込みができず困っていたキャンプ用のガス缶を引き取ってくれる人も見つけることができた。

空港に行くと、シドニー行きのフライトの出発時刻が1時間半遅れて変更されていた。チェックインのときにカウンターの人に尋ねてみると、「この便を経由して成田に向かう乗客が40人もいる(から心配するな)」との回答。実際シドニーに降りてみると、ちゃんと成田便は出発前で、乗り継ぎの案内役にせきたてられるようにしてトランジットすることができた。

機中の人となり、翌朝無事に成田に到着。