ダージリン

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10時半頃目覚める。伊藤はまだ体調が悪いようだ。1時間ほど、日光の当たるホテルの前で洗濯物を乾かしながら本を読む。すると、ホテルのオーナーが中からいすを持ってきてくれた。彼は物静かで控えめで、どことなく好感が持てる。僕らが部屋にいると、彼が息子と一緒にやってきた。日本人旅行者にもらったというレーザーポインタを持ってきて、これの値段を教えてほしいと言ってきたのだ。きっと誰かがおみやげ用に日本から持ってきたんだと思う。だいたい$10ぐらいかなと教えてあげると、そんなに高いのかといった風に驚いていた。

その後伊藤とKungaRestaurantで昼食を取る。その後、銀行で500Rs札を使いやすいように崩して、郵便局でエアログラムを送り、Compset Center でE-Mailを送る。ここには5・6台のWindows マシンがあり、メールを送るバックパッカーや現地の子供たちでいっぱいである。ここのほかにも、たいていの町にこういったInterNetが出来る店があり、旅先で出会うインド人も結構HotMailのアドレスを持っていたりする。

伊藤が部屋で寝ている間、Observatory Hillに行き本を読む。フルーツを買って部屋に帰り、二人で観光案内所に行く。そこで、明日からのトレッキングについての話を聞く。最初に応対してくれた担当者は政府経営の山小屋に宿泊するためは予約が必要だといって、もう一日出発を遅らせるように助言してきた。困ったどうしようと相談していると、別の担当者がやってきて、今はシーズンオフだから予約なんか必要ないと教えてくれる。どっちを信用すればよいのか分からず、民間旅行代理店のTrekMateに行くと予約は必要ないと教えてくれた。同じ事務所の中で全く逆のことを言われるというのも困ったものである。

夜風呂に入ろうとしたところ停電。ホテルのオーナーがろうそくを持ってきてくれる。明日からのトレッキングに向けて早めに眠りにつく。